最強の犬用ふりかけ①卵殻パウダー
卵殻パウダーは犬の手作りごはんに欠かせない貴重なカルシウム源です。
皆さんは、卵殻パウダーを自宅で作れるというのをご存知でしたか?
普段捨ててしまっているのは、とても勿体ないことです。
ここでは卵殻パウダーを自宅で簡単に作る方法を解説しています。
また卵殻パウダーで摂取できるカルシウム以外の栄養素についても説明しています。
愛犬の食事の栄養バランスに不安がある人や、カルシウム不足が気になる人は
ぜひ最後まで読んで、自宅で卵殻パウダーを作ってみてください。
卵殻パウダーの作り方
卵殻パウダーは、卵殻を乾燥させて粉末状にしたもので、主にカルシウムの供給源として使われます。
以下は、卵殻パウダーを作る基本的な手順です。
卵殻パウダーの材料
- 使い終わった卵の殻(可能であれば有機のものが良い)
卵殻パウダーを手作りするための道具
オーブンか電子レンジ
フードプロセッサーかミルサーなどのグラインダー
卵殻パウダーを手作りする手順
- 卵殻の洗浄:
- 使い終わった卵殻をよく洗浄して、残っている卵の白身や黄身を取り除きます。水でよく洗い、不純物を取り除きます。
(食事の時に卵を使ったら、専用のカゴやザルなどを置いておき、洗った卵の殻を貯めておきましょう。)
- 使い終わった卵殻をよく洗浄して、残っている卵の白身や黄身を取り除きます。水でよく洗い、不純物を取り除きます。
- 乾燥:
- 洗浄した卵殻をキッチンタオルなどで水気を拭き取ります。
- オーブンを予熱して、低温(約100度程度)に設定します。
- 卵殻をオーブンの天板に広げ、オーブンで約15〜20分間乾燥させます。または、電子レンジの皿に卵殻を広げ、数分間加熱します。こちらも低出力で様子を見ながら行います。
- 粉砕:
- 乾燥した卵殻をフードプロセッサーにかけるか、ミルサーなどのグラインダーを使用して細かく粉砕します。均一な粉末になるように心がけましょう。
- 保存:
- 作成した卵殻パウダーを密閉容器に保存します。湿気や水分を避け、冷暗所で保存すると良いでしょう。シリカゲルを入れておくと湿気防止になります。
この卵殻パウダーは、犬用ばかりでなく、私たちもスムージーやクッキーやパウンドケーキに少量混ぜ込んで使えます。
庭の植物にも散布してカルシウムを供給することができます。
卵殻パウダーのカルシウム以外の栄養素は何がある?
卵殻パウダー入りフルーツパウンドケーキ
卵殻パウダーの具体的な栄養成分は、卵のサイズや加工方法によって異なりますが、
一般的に卵殻は主に炭酸カルシウム(Calcium carbonate)から成り立っています。
1gあたり約37〜40%のカルシウムを含んでいます。ただし、これはあくまで目安です。
カルシウム以外にもいくつかの栄養成分が含まれています。
主な成分としては以下が挙げられます:
マグネシウム(Magnesium):
卵殻にはマグネシウムも含まれています。
マグネシウムは骨や筋肉の健康に重要な役割を果たすミネラルで、体内の様々な生化学的プロセスに関与しています。
リン(Phosphorus):
リンも卵殻に微量含まれています。リンは骨や歯の形成に必要なミネラルであり、エネルギー代謝にも関与しています。
タンパク質(Protein):
卵殻にはタンパク質も含まれています。ただし、タンパク質の含有量は全体の重量に対してわずかなものです。
これらの栄養成分は卵殻を乾燥して粉末にすることによって取り入れることができます。
栄養バランスについては、特定の疾病がある場合、獣医師やペットの栄養士に相談することをお勧めします。
卵殻パウダーは自宅で簡単に作ることができる
卵殻パウダーは”捨ててしまっている習慣”を”洗って貯めておくという習慣”に変えることです。
それさえやっておけば、あとはあっという間に作ることができます。
一度やってみたら、驚くほど簡単なことが分かります。
重要なことはこれを何でもない”普通の習慣”に変えることです。
歯磨きや洗顔と一緒くらいの普通の習慣に変えることです。
これはとても難しいことかもしれませんが、14日間だけ我慢してください。
ある一定の行為は14日間だけ我慢して継続すると、習慣になりやすいそうです。
(林さと美説)
大切な我が子のために、家族のために、素敵な習慣を身につけてください。